何度経験しても慣れない葬儀の手配

何度経験しても慣れない葬儀の手配 不慮の事故や急な病気などで突然の別れがきたとき、闘病期間を経て覚悟の上で別れがやってきたときは、どちらでも、喪主や遺族は葬儀を行わなければなりません。あらかじめ分かっていて準備をしていたというケースはほとんどなく、その必要がでてきたときに多くのことを短時間で決めることになります。最愛の人との別れで気持ちの整理がつかない状態でも、葬儀を行う斎場に連絡し、通夜、告別式の手配をし、懇意にしている寺や神社、教会などがある場合は、式当日に来てもらう連絡をします。葬儀の日程、時間などが決まったら、今度は親戚や友人、仕事関係、近隣の人たちに訃報の連絡と葬儀の案内を伝えます。初めての場合はもちろん、何度経験しても、この儀式を行う際の段取りは慣れないものです。

葬儀の形式は日本の約8割を占める仏式や神式、キリスト教式などさまざまな形式があります。またキリスト教式といってもプロテスタント式とカトリック式があります。天理教や創価学会など一大宗教や新興宗教も多種多様です。葬儀は故人が信仰していた宗教で行うのが一般的ですが、日本人はそれほど信仰心がないことが多く、また先祖代々信仰する宗派がなにか分からないといったケースもよくあります。仏教であるが宗派が分からない場合は、親戚などに聞いてできるだけ代々続く宗派のお寺を呼びたいものです。もちろん、檀家になっている場合はそのお寺に合わせた葬儀の日取りにすることも必要です。

昨今は決まった宗教がない無宗教の人も多いです。また生家や嫁ぎ先の宗派や宗教で行うこともあります。特別に信仰している宗教がなかったり宗派が分からないときは、まずは遺族や親戚で相談して決めますが、時間がない中でかなりの時間を割くことになります。突然の別れの場合は仕方のないことですが、生前に宗教や宗派の話をしておいたほうが後に誰にも迷惑をかけません。

また昨今は、自由葬と呼ばれる無宗教の葬儀も一般的な時代です。故人の好きだった音楽をかけたり、故人のイメージに沿った飾りつけをしたり、プロのMCに司会の依頼をしたりと、自由に楽しく故人を見送りたいと考える人も多くいます。特定の宗教や宗派にとらわれずに自由なやり方で故人を送るため、住職や神主を呼んだり、戒名が必要ないので、予算も安く済むメリットがあります。自由葬を得意とするおしゃれなホールも存在しているので、そういった葬儀を希望する人は生前に見つけておいて、家族に伝えておくといいでしょう。

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